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子供同士が遊ぶ場においては親のフェアネス(公平性)が不可欠

子どもたちが集まって遊んでいると、あらゆることが起こる。

 

暴行(殴る、押す)、強奪(人のものを無理やり奪う)、無理強い(嫌がることをやる)、仲間はずれ(遊んであげない)、器物破損(ものを壊す)。

 

およそ未就学の子どもたち(~5歳)は自分たちで状況を解決することができない場合があるため、親の監視下で遊び、トラブルが起きた場合は親の介入が必要になる。

親が状況を確認、事の適不適を判断し、状況の解決や内容に応じたペナルティを課す。

 

これだけ見ると、スポーツなどにおけるプレーヤー(子供)とレフェリー(親)の関係に似ているが、大きく異る点がある。

構造的にレフェリーの客観性・第三者性の確保が難しいのだ。

 

親が強く影響を及ぼすことができるのは、基本的に自分の子供だけだ。

監視や状況の判断だけでいえば、自分の子供だけでなく他の子供も対象にすることができるが、何らかの実行力を及ぼす状況になった場合、それぞれの子供の親が実施することになる。つまり、自分の子供が被害者になった場合、加害者側の裁定(加害者であったか、どの程度悪かったか)、およびそれに応じた対応やペナルティ(謝らせる、罪を償わせる、何らかの罰を与える)は、相手の親にまかせることになる。

もし加害者側の親がフェアネスを欠いている場合、被害者側は納得のいく結果を得られず、わだかまりが残る。(悪いことをしたのにたいして怒らない、謝らせない、自分の子供に都合の良い対応しかしないなど)

この状況において、被害者側の親は加害者側の親に指摘することがなかなか難しい。(うちの子がこんなひどいことをされているのに、謝らせもしないなんておかしい、ちゃんと謝らせよ、などとは言いづらい)

これが続くとどうなるか。被害者側の親はその場から離れる。

次に遊ぼうと誘われた時、断るのである。だれも贔屓ばかりして不公平なレフェリー&ラフプレーが多いプレイヤーとの試合はしたくないのだ。

 

子供は思い通りにならないものである。突然悪癖を身につけることがあり(アンパンチブーム)、今日は被害者かも知れないが、明日は加害者になる場合もある。

もし自分の子供が悪いことをしたら、フェアネスを持って被害者側が納得するであろう状況を目指すことが不可欠である。さもないと、自分と子供の周りには試合を組んでくれる友達が誰もいなくなるだろう。

 

なんでこんなことをつらつらと思ったかというと、暴力的な癖がある子でも引き続き友達が多い子と、どんどん周りから人が離れていく子がおり、子供の特徴以外に何が原因なのか気になったからである。

結局、若干暴力的な子供でも、親がきっちり監視し(自分の子供が何かしたらすぐ対応)、トラブル時に適切な対応をする場合(しっかり叱る、謝らせる、責任を取らせるor責任をとる)は、被害者側も溜飲が下がり、関係は継続される。

ラフプレーヤーでも、きっちりファールを取られるのであれば、一緒にプレーするのはやぶさかではないのだ。

 

もし自分の子供が加害者になることが多くかつ周りから人が減っていく場合、それは子供のせいではなく、自分がフェアネスを欠いていないかを省みたほうが良い。

 

余談だが、相手の親を納得させるためのポーズとして自分の子供謝らせるふりをしたり叱るふりをしたりするのはおすすめしない。だいたいバレバレである。